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2009年10月 アーカイブ

2009年10月 1日

ブライダル撮影の打ち合わせ

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先日、ブライダル撮影の打ち合わせに行ってきた。
主役のお二人がウェディングプランナーさんと打ち合わせをするところに同席するという形で。
ウェディングプランナーさんによっては「カメラマンの方が打ち合わせに来られるのは珍しいですね」と言われる。

私はフリーで入ることしかないから他の方がどうされているかは良く知らないが、実際に珍しいらしい。

挙式や披露宴など、いろいろ条件はあってもその中でできる最高のものをつくろうとする人たちと同じで、この数時間の出来事を生涯に渡って見ることの出来る写真にする仕事がブライダル撮影だから、打ち合わせもとても大切にしてますよ。

進行に関わる内容はもちろん、現地で打ち合わせをするとでてくる細かなこと、お二人の意向、会場の都合などその場に居ないと知らないままになることがたくさんある。そして会場の構造、スタッフの動線、時間の配分、演出や照明に関することなど、多くのことを確認しておく。

いろんなブライダルに立ち会うことになるから当然のようにブライダルに関する知識も経験も身に付くわけで、こういった打ち合わせの席であってもお二人との打ち合わせであっても何かと役立つらしく、お礼を言われることも多くなってきました。

今月は県内だけですが、来月は東京でも。
みなさん、おめでとうございます。そして、ありがとうございます。


そういえば結婚式に出席してみて、ちゃんと写真を撮れるようになっておけば良かったと気づくケースは多くて、毎年何件か相談されています。
こういう話はまた後日書こうと思うけど、そんなときのために講習をしているんですけどね。だってそういう経験をしてきたからこその講習ですから、写す方にとってはもちろんのこと、写る方にとっても絶対に役立ちますよ。


参加枠残りわずか、ただいまポートレート撮影講習会の参加受付中です。

2009年10月 2日

トップ写真追加

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最近撮り続けている夜景より1枚追加し、現在27枚になりました。


参加枠残りわずか、ただいまポートレート撮影講習会の参加受付中です。

多灯ストロボ撮影

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光の選び方で写真の表情は変わるでストロボ撮影に関することを書いたが、ブライダル撮影でも必要で、天上を使ってのバウンスはもちろんのこと、ストロボ撮影はまた違ったテクニックが必要となってくる。

今回のポートレート撮影講習会ではストロボ撮影について1灯だけでなく多灯での撮影も少しは体験できるようにしようと思っています。
オリンパスのE-3, E-30, E-620, E-520, E-420をご利用の方はRCデータトランスファーが利用できるので、私の持っているエレクトロニック フラッシュ FL-50R, FL-36Rを使ってワイヤレス多灯撮影を行ってみてください。
その他メーカーのカメラをご利用の方でも、上記ストロボのスレーブ機能を利用してのワイヤレス多灯撮影ができるのでご安心ください。
それとクリップオンの外部ストロボをお持ちの方は必ず持って来てください。

人工的にでも光を足していく過程を経験することで、光の捉え方が大きく変わっていくことでしょう。
レフやハレ切りについてもある程度マスターできると思います。


参加枠残りわずか、ただいまポートレート撮影講習会の参加受付中です。

2009年10月 4日

神楽

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この2日間、あるイベントのスタッフとして参加していたが、土曜の夜は割と近くの神社で神楽が観られるということで十数名で観て来た。
県外から来られた人たちと一緒に観てたけど、やはり各地に在る神楽はそれぞれ違っているそうで大変良かったと喜んでいただけた。

こんどは他県に観に行こう。


参加枠残りわずか、ただいまポートレート撮影講習会の参加受付中です。

2009年10月 6日

楽屋

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楽屋』フライヤー(ポストカード)が届きました。
日曜日にあれがあるからきっといっぱいいっぱいだから、観に行きたいけどたぶん行けない。

以下、この演劇とは無関係で語る。
裏方の仕事をしていると裏方でしか味わえない面白さというのがあって、楽屋という言葉から響いてくるのは表とは違ったあの面白さを思い出させてくれる。だからこそ気になるタイトルなんだよな。


そして毎回のようにリンクを貼っているポートレート撮影講習会。おかげさまで講習をするにはほどよい人数になったので、徐々にコマーシャルは減らしていく予定です。会場の収容人数ではあと2名までは入れるので、この機会に参加してみようかな...と思われている方はお早めにお申し込みくださいね。

2009年10月 8日

台風の影響

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台風の影響と言っても災害ではなく空のこと。
いつものことながら台風前後の空の変化が写真を撮る者としては惹かれるものがある。
台風が近づいてきた昨日の昼間は空にも面白い雲模様ができていたが、台風が過ぎたあとの澄んだ空気が気持ちよいほどの青空にしてくれる。
それでも今日は雲が多かったのでなかなかいい空を撮ることができなかったが、夕暮れ時に雲が赤く染まっていたのでベランダから1枚撮ってみた。


ポートレート撮影講習会。おかげさまで講習をするにはほどよい人数になりました。会場の収容人数ではあと2名までは入れるので、この機会に参加してみようかな...と思われている方はお早めにお申し込みくださいね。

2009年10月10日

無反射ガラス

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パッケージにはこのように書かれている。
『光の反射を押さえるため表面を科学処理した特殊ガラスです。両面に処理してあり、内面反射も押さえています。』
『主な用途 ●平面物の撮影、複写 ●被写体のベース素材 ●写真、美術品の保護や額装』

でも、私は商品撮影のときに使っている。ジュエリーの撮影では定番のアイテムですからね。

使用例などはまた今度掲載するけど、商品撮影はいろんな基本技・応用技があって面白い。

明後日ポートレート撮影講習会を開催するが、実は前回の呉撮影会の開催後に商品撮影とポートレート、どちらを先にしようかと悩みながら両方の企画を考えていた。Ayamiちゃんに出逢えたこと、そして講習会モデルを快く引き受けていただいたことで、先にポートレートの撮影講習会が実現したが、また後日、商品撮影講習と撮影会を企画する予定なのでお楽しみに。
希望があればお知らせくださいね。

2009年10月11日

明日、ポートレート撮影講習会開催

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いよいよ明日、ポートレート撮影講習会が開催。

講習会だけどワークショップでもあり、チュートリアルでもある。
最初に撮る写真と最後に撮る写真、どれだけ違ってくるか楽しみだ。

手をかけない写真の良さ、手をかける写真の良さ、一人でつくる写真の良さ、みんなでつくる写真の良さ、いろんな体験をしながらその人に必要な知識と技術と話術と...そんなシナリオをぜひお楽しみください。

2009年10月13日

撮影講習会終了 ありがとうございました

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昨日、無事にポートレート撮影講習会が開催できました。

朝5時台に機材の積み込みをして6時出発。
モデルを務めてくれるAyamiちゃんを迎えに行き、朝食を食べながら呉のハフリ美容室へ直行。
約1時間半、衣装や肌の色を観てメイクを検討したりしながら写真への写りを考えてのメイクアップ。ここに載せた写真はそのときのもの。
ポートレート用ではメイクの質は変わるもの。そういうところをちゃんとやってくれるのって、やっぱり頼もしい存在ですね。
会場となるフォレストヒルズガーデンには黒瀬辺りで一部渋滞があったので数分遅れで到着。また移動しながらの昼食。

会場となったコテージはなかなかいい感じだが、くつろぐ空間なので室内照明はやや暗め。場所によりダウンライト、スタンド、ペンダントと照明器具は様々で色温度もまちまち。撮影の場としてはなかなか難易度の高いシチュエーションだった。

最初は講習無し、自己紹介程度で一人一人個別に撮影に入ってもらった。ポートレートの経験の有無、普段の撮影スタイル、モデルさんの印象、初めての場所で初めて会う人との一対一の撮影。数分で足りない人、数分でも余る人。いろんなことを考えながら、困りながら、悪戦苦闘。

これが大事なのであえてこのスタート。

撮りたくても撮れない、撮りたいように撮れない、どう撮ればよいか思いつかない、どう指示してよいのかわからない...。その時感じたものが、この日の講習で解決していく個々の目標。

だから最初の撮影が済んだあとみんなで感想を述べてもらって、それぞれ撮影された人に対するモデルさんが感じた感想も話してもらった。
焦りや戸惑いなどは伝わるんですよね。

グレーカードを使用したカメラの自動露出を体験してもらったりして、カメラの測光とは何をどうしようとしているのかを理解し、撮影者がどう調整するのか...など基本的なお話をした。

2回目の撮影。最初の撮影スタイルを見せてもらって、私が組み合わせてみたいと感じたペアで2対1の撮影スタイルにした。初めて会う人どうしで、ここまでの時間を共有しているだけの関係。それでもそれぞれのペアが希望や工夫やフォローをしていいペースで撮影が進みだす。
自然とモデルに対しても指示が増える。モデルも自然と撮影者との対話が増える。
なかなかいい感じ。
撮りたいものがはっきりしてきている証拠だ。
だからこの段階から私も撮影に参加。と言っても撮影中のアシスタントとして。衣装の直し、セットの移動や調整、照明の追加や調整、レフの追加や調整...。
撮りたいものを撮っているとき、その撮られているはずの画を想像しながら、それをもっといい画にするためにね。

ひととおり2回目の撮影を済ませたあとは、みなさんの撮影中の動きを観ていて思ったこと感じたことからいくつかお話をさせてもらった。
カメラの高さやアングル、照明の役割など、これらは知識であっても経験があって初めて意味のあるものに変わる。だから知識としての話よりも、経験で得られる部分の話を多めにお話しさせてもらった。簡単にまとめると「何のために」それが活かせるかのお話。

ヘアメイクとメイクをチェンジ。
そして「人を撮る」もう一つの楽しみ方である、演出へと進む。

最後はグループ対1の撮影スタイルだ。
この段階で、こう撮りたいという撮影者の指示は判りやすくなっている。これはとっても大事で、モデルも応えやすいしアシスタントをする私も応えやすい。
撮影者の指示を聞きながら、アングルや画角を観て、画を創る。
私は照明の調整、衣装の直し、ポージング、あるとあらゆる面で効果のあがるサポートを加える。
何をどうすればどういう効果が得られるのか、あるイメージにするには何をどうすれば良いのかなど、書ききれないほどいろんなことを随所にちりばめてきましたので、現場に居ないと経験できないことの大切さを感じていただけていれば幸いです。

こうしてこの『撮る』から『創る』までの『難しさ』『工夫』『面白さ』を体験していただけたと思います。これが私が考えた今回のシナリオで、講習会であって撮影会ではない所以です。

お楽しみいただけましたか?
なかなか予定通りにはいかないところもあったけど、撮影という一連の流れについてはお話できたので、みなさんの中でそれぞれの解釈をして何か活かしていただければと思っています。
全てはこうでなければいけないというものではなく、そこからまたいろんなアレンジをしていってください。

参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

メイクとヘアメイクをしていただいた祝さん。さらに講習会のほうにも参加していただいて、随時直しをしていただきありがとうございます。

そして一日がかりで頑張ってくれたAyamiちゃん、ありがとう。

2009年10月14日

静かな部屋でくつろぐ二人

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撮影講習会に参加いただいた方達からいろいろご意見いただきました。
カメラの使い方ではなく、人を撮ることの面白さや奥深さなど、そういう面を感じていただけているようでホッとしています。

講習中、撮影風景を何枚か撮ってはいるけど、モデルさんをほとんど撮っていないのでそういう意味ではちょっと残念。

ここに載せた写真を撮るときは2対1で撮影をしているときに少し間があったので、1回だけ目線をもらって撮ったもの。
実際は人数も居るので、わいわいと撮影していた環境ですが、そういうのは頭の中では一切無視して『静かな部屋でくつろぐ二人』をイメージ。写るのは一人でも、そこにもう一人と目を合わせてゆったりとした会話をしている感じ。あくまで固くなく穏やかに。

また落ち着いたときに撮らせてもらいたいね。

2009年10月15日

夜会のように

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3回目の撮影の前にメイクチェンジ。その祝さんの意図を読んで、大人っぽく変わったその雰囲気に合わせて撮ってみた。
これは撮影終了直後に1回だけ目線を貰って撮ったもの。

同じ衣装で同じウエストショットなので、違いが判りやすいと思う。ぜひ昨日載せた写真と見比べてほしい。
あ、いいな。と感じた瞬間、一瞬だけど、どう撮ろうか考える。
カットごとに、その人の大きさや年齢や性格や意思、シチュエーションやロケーションなどそういうものを想像して撮っている。
ここでは『夜会のように』イメージして撮った。
それらを感じられるように表現していくのは、照明の効果、カメラの高さ、アングルなどの組み合わせなので、そういう一つ一つの表現方法に役立つ話をさせてもらった。
今回の講習でピントがどうとか、絞りがどうとか、ボケがどうとか、ノイズがどうとか、そういう話は一切していない。
それはカメラやレンズの性能にもよるからで、カメラの講習のときに話すこと。
いつも撮影主体の講習では、そのとき表現しようとしているものに必要なことから話している。するとカメラやレンズの機能の話はほとんど必要ないっていうのが現実だ。

呉酒蔵LIVE

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関係者よりチラシ貰いました。
呉酒蔵LIVEが開催される。
11月1日 KOJIKEN
11月3日 カンフル罪


気になるのはこれより前にある、のんぴーのデビューライブだ。そろそろ確認するか。

酒まつり

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酒まつりに行かれた方も多いようですが、私も参加していました。
初日の9時半、御建神社にある摂社『松尾神社』で神事が行われ、御輿行列がまつりの会場となる西条駅前周辺に向かって出発した。

撮影講習会で『撮るイメージ』を持とうという話をしたので書いておこうと思うが、この撮影では「祭の始まりに向けて意気揚々とした人たちの雰囲気を表したい」というのが撮るイメージだった。

2009年10月16日

作って撮ろう! ピンホールカメラ!!

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明日、明後日、90photomallスピンオフ企画!親子ワークショップ「作って撮ろう! ピンホールカメラ!!」開催です。
少人数での親子ワークショップです

大きなピンホールカメラを手づくりして

のんびりと撮影して

現像なんかしたりして

どんな写真が撮れるのか

なんだか遊び心、くすぐられません?

詳細と参加申し込みはこちらをご覧ください。

ポートレート撮影講習会 まとめ

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ポートレート撮影講習会の様子を載せてみました。
撮っているのも私なので私が話をしているものやアシスタントをしている写真ははありませんが、雰囲気を感じていただければ幸いです。
ご参加いただいた皆さんがとてもいい方達で、お互いの会話の中で教えたり教わったりすることも多く、とても心地の良い環境になっていたと感じました。

実際の撮影現場というのも写真にあるような感じですが、一つのものを作り上げるのに皆が力を出し合っていくため、もっとクリエイティブで面白い世界です。

そして現在、ポートレート撮影、商品撮影、風景撮影などの企画が進んでいて、撮影会にするか講習会にするか、または撮影に関わる一連の基礎を学ぶための教室にするかいろいろと検討しています。
過去に参加された方々にはメールにて案内をお出ししていますが、これから先の開催情報などを知りたいという方は、お名前・住所・連絡先電話番号をお書きのうえshimizu@native.ne.jp 宛に「開催情報希望」としてメールをお送りください。
また内容や日程などのご希望も受け付けています。

撮影業務だけでなく、このような企画も全国対応していますので、みなさんのところでこういった開催してほしいという希望などがあればぜひご連絡ください。

2009年10月19日

神前結婚式

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神前結婚式の撮影をさせていただきました。
穏やかな二人、といった印象でしたので穏やかな雰囲気を感じられる写真を撮っていました。

披露パーティーや二次会に参加されてた中に数人顔見知りの方もいらしてて、ときどきブログ見てますって言われたので、ちょっと嬉しかった。そんな写真好きな人たちのためにも、ちょっと撮影に関係した話でも書いておこうかなって思うのでした。

この日、お支度部屋、ロビー、神社、お食事会場、披露パーティー、それぞれ光が異なっていて、大事な場所ほど暗いんですよ。ここでは神社とパーティー会場。
神社の拝殿内は昼光色の蛍光灯+自然光。
ここではストロボは使わず撮影。窓から入る自然光は室内よりも明るく逆光ぎみに撮るような感じになることも多く、フレアが発生しやすい状況なのでフードは必須。
外光は晴れたり曇ったりで色温度と明るさが変化しているので臨機応変に対応することになる。
パーティー会場は暖色系のスポット+日没までは自然光。まだ外が明るいうちはスポットの色がメインではないので、オートのままストロボをバウンスさせる程度でOK。ただし夕暮れどきにはそのままでは夕暮れ時の印象のまま撮れないので、外光の変化に応じてストロボをマニュアル調光しながら撮影。

日没からはかなり暗く、ストロボを使うとスポットライトの色で照らされていた雰囲気が無くなってしまいやすいから、ストロボをバウンスさせるのは変わりないが、天上ではなく手にバウンスさせた。左手の親指を除く4本の指でバウンスさせる光の向きと明るさを変えているので、設定がどう...というのが数値で書けなくて申し訳ない。
けどストロボの色を手で反射させた光の色はアンバーに近く、店舗照明に多いスポットライトのそれと相性がいいと感じている。ただし現像時に調整することが前提ですよ。
実際の写真を見ないと判りにくいでしょうが、ここに掲載することにOKが出たら事例を載せます。

取り急ぎ撮影した写真データが要るそうなので、ひとまず現像で色調と露出の調整をしただけのものを送ることになったけど、ちゃんと手をかけていい写真にしたものを後日送ることにした。

それにしてもみんないい顔して写ってる。お写真、喜んでもらえるといいな。

2009年10月20日

パーティー前オフショット

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ホテルのロビーではちょうど受付が始まったころ、パーティー会場では新郎と新婦が何やらそわそわした感じ。準備は整っているので焦っているわけでもなく、ただじっとしていられない感じ。座って待っていてもよいのだけど、ね。

私のほうは挙式の写真をフォトフレームに入れ、自由にご覧いただけるスライドショーのセッティングも完了。
開場まであと15分。あとはパーティーが始まるのを待つだけだ。
このちょっとした空き時間もやっぱり楽しんで過ごさなきゃ。

ハイ!ポーズ。
その最初の1枚がこのスナップ。
「どうかしら?」っていう気持ちで写るのって結構大切で、スタイルが違ってくるからね。
でも「こうかしら?」って感じが彼女らしくていい感じ。

それから二人が並んで写るときのちょっとしたコツとか、そういう練習などをして楽しんでました。

裏方としていろんな撮影はしてきているけど、こうしたちょっとした空き時間はいつも楽しい。

とりいそぎ

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(見えすぎるのも何ですから、写真はぼかしてあります)

先日書いた通りの環境での撮影でしたので、とりいそぎ色味と明るさのみ調整して現像。
500枚以上はあるのでパソコンで観てもらうにしても大変だから、インデックスカードを添えて、一応簡易パッケージも作ってみた。

これから発送。

喜んでもらえると良いのだけど...。

ちゃんと現像処理してまた後日送りますね。

2009年10月21日

やってみないと判らない

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元気な子どもたち。
日中ならまだ川遊びもできるんだと気づく。やってみないと判らないことって、知らないも同然だ。


今度、久しぶりに個別で写真を教えることになった。
基礎の基礎から徹底的にっていう希望。言葉の中に『やる気』が満ちている。こうやって何かを始めようとする人は好きだな。

やってみないと判らないということは、やってしまえば判っていくということだ。
私もそうしていろんなことを経験してきて今がある。
彼女にもできるだけいろんな実践経験を重ねていってもらいたい。

2009年10月22日

孤高のオリオン

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オリオン座流星群、いくつも観ることはできたけど、昨夜は途中から流れるような薄い雲が空を覆い、しだいに星が見えない夜空になった。
それでも東側だけ雲の裂け目のようなところがあり、オリオン座だけはよく観える。
他の星々とともに写るよりもオリオンは孤高の存在であるほうがそれらしい。

だから、あえてこのひとときを撮影。
OLYMPUS E-3 & ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F4.0
ISO感度:100, 絞り:F4, 焦点距離:7mm, フォーカス:∞, 露光時間:10分
IS:OFF, ノイズリダクション:ON

ピンホール写真

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先日あった90Photomallスピンオフ企画、2日目にお手伝いをしてきた。

手づくりピンホールカメラは、ピントも、フォーカスも、フィルムに相当する印画紙の感度も、絞りもいっさい固定。
露光時間だけが唯一コントロールできる。でもピンホール、つまり穴の大きさでそれぞれ露光時間も変わってくる。穴の形しだいで像が綺麗に写るか荒れてしまうかも決まる。

うまくいったり、いかなかったり。

そういう経験そのものが、とても大事。

掲載した写真は、何度か撮影した中の一つで現像したばかりのものでネガの状態。つまり白黒反転しているので、これをポジの状態にしたら完成。
現在開催中のわたくし美術館 2009の出展のひとつとして24,25日の2日間、このとき撮影したピンホール写真を展示するのでぜひ観てください。

ついでに、2007年に出展した壁画もご覧いただけると幸いです。

2009年10月23日

生演奏のために

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ストップウォッチは星空を撮るのにも使うけど、今使用しているのは音楽のためで、音と映像の尺やタイミングを書き記すのに使っている。安物だけど30ラップも記録できるので重宝している。

以前書いた『広島・長崎平和交流コンサート 愛と平和のメロディ』が25日に開催されるが、その裏方として映像の制作をしている。
いろんなことを考えながら画を決め、切り替える箇所を決めて行くのだが、その演出に本番ぎりぎりまで神経を使う。

生演奏は毎回尺が変わるものだから、映像と言っても動画を作って流せば良いというものではなくて、演奏を耳と目で確認しながら自分の手で切り替える必要がある。これで良いと思っても、前日の音出しを聴くと変えたほうが良いこともあるし、当日のゲネで変えるかもしれない。
いや、ぜったいに変わる。

生演奏は生だから、1回1回違うから、そこにあるいろんなものを観ながら聴きながら感じながら映像表現も模索し変えていく。

一つのホールで何百人もの人たちが体験するこの時間は一度きり。

一発勝負だ。

2009年10月27日

コンサート終了

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土日は安芸区民文化センターでコンサートの映像を担当させてもらっていた。

土曜日、午前中は仕込みで午後は音合わせとリハ。実際の演奏を聴きながらどんな映像がふさわしいか、音で感じるもの、曲として感じるもの、演奏者から感じるもの、いろんなものを感じ取りながらメモを取る。
ここに座るお客さんはどんなことを感じながら鑑賞するのだろうか、どんな映像がそこにあるとよいのか、そういったことを考えながらいろんな席に移動しては考えていた。

日曜日、ゲネに間に合うように映像を組み立てていった。
一部差し替えが必要になって正直焦ったけどなんとかぎりぎりのタイミングで映像の作り替えができ本番を迎えることができた。
全30曲を超えるコンサート。リハとゲネで計測したそれぞれの曲の演奏時間と切り替えのタイミングを記録したものを参考にしながら、でも実際には音を聴きながらそのときの判断で映像を切り替える。
なんだかとってもいい感触だった。
本番では曲の流れが体になじんでいるかのように、切り替えるタイミングが自分の感覚ですんなりとできたのだ。

広島と長崎のアーティストによる愛と平和のコンサート。
これを通して音楽の楽しみ方がまた少し変わった気がする。

2009年10月28日

商品撮影の第一歩

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もうかれこれ何人の人にゴルフボールをお渡ししたことかと思うほど、商品撮影の基本を教えるときには必ず使っている。

どこからどういう光を当てるかでその表情はすごく変わるし、適度に光沢があるので周囲の環境光が写り込みやすいのでどこまで気を配って撮影しているのか判りやすい。

ここに載せたのは500Wレフランプを一灯だけ使用して撮ったもの。
同じ位置から当てているにも関わらず、どこまで光をまわしているかでその表情は変わるのがよく判るはずだ。
実際に何通りものライティングを試すことでその違いがよく判ってくるし、それぞれの商品に適したライティングがあることが判ってくる。
そして光を当てることだけでなく、遮ることもライティングの重要なポイントだということを忘れてはいけない。

こういった商品撮影で得たライティングの知識はものすごく役立つので、じっくり取り組んでみてほしい。身近にあるものが、見違えるように美しく写せるようになる面白さをぜひ味わってもらいたい。

商品撮影(ブツ撮り)なんてしないとは言わずに、本格的ではなくても簡易的にやってみることをお薦めする。
その理由はいくつかあるが、まず第一に撮影する対象に対して観る目を養うことができる。
そしてライティングの仕組みと効果が判るようになる。
ポートレートを撮るときにもライティングは重要だけど、なかなか時間をかけて撮るという機会がないためか、やたらとすぐ撮る人が多い。人が美しく写るライティングというのも商品撮影と同じようにコツを知ることが大事なので、こちらもじっくりと取り組む時間を設けてやってみるといいが、まずは動かない相手である商品撮影で鍛えると、後に人物撮影をするときの光の扱いがぐんと良くなることは確実だ。

まだまだ利点はあるけどそれはまたの機会に。

2009年10月29日

心に残る情景

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2009年12月13日(日)安芸区民文化センターで 美しい映像と音楽で奏でる あき名曲コンサート『心に残る情景』 が開催されます。
このホールでは4回目、あき名曲コンサートでは2回目となる映像スタッフとしての参加です。
懐かしい曲、今話題の曲いろいろありますが、確かにどれも名曲。あと一月半、曲のイメージからどう映像表現できるか試行錯誤していきますので、よろしければぜひ足を運んでみてください。


そういえばそろそろ文化の日(11月3日)。
縮景園、県立美術館、県立歴史民俗資料館、県立歴史博物館といった県立施設が無料開放されるので、この日に行ってみるのもいい。

2009年10月30日

90Photomallの打ち合わせ

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なんだかほぼ毎週呉に行く用事があるのも何かの縁でしょう。
昨夜は90Photomallの打ち合わせのため。すでに3rdの応募期間が始まっていて締め切りは11月20日、展示は12月5〜6日。

打ち合わせでは4thのことも既に決まっていて、最後に全作品を展示(通称Final)をどこでどのようにするか...という話まで進んでいる。いよいよ90選へのカウントダウンか?...いやまだ早い。でも今回(3rd)と次回(4th)のあと2回しか公募が無いからすぐだろうな。
その全応募作品の中から写真集になる写真が選ばれることになる。さてどうなりますか。

Cafe Ponte

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カフェ ポンテ

平和記念公園(広島市中区)に架かる元安橋の東詰にあるイタリアンカフェ。
本通等のある市街地から平和公園へ向かうと、元安川のすぐ手前の緑地にあるので見かけたことがある人は多いと思うが、開放的で店内にいても自然の風が通って心地よい時間を過ごせる。

2009年10月31日

仏通寺の紅葉まであと二週間

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仏通寺付近の紅葉は見頃まであと二週間ぐらいな感じ。
開山堂のイチョウも同じころが見頃と思われる。

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